Profile
美咲です。1978年12月20日生まれ。IT系専門学校卒業後就職。商社の法務部に配属され、会計の世界を知る。独学で獲得した簿記3級、その後4年かけて念願の税理士試験合格。さらに通信で大学卒業して学歴コンプレックスを解消。その勢いをもって経営大学院も修了。外資系会計事務所を経て、去年とうとう独立しました。

簿記の役割その2

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もうひとつの簿記の役割である「経営成績を明らかにする」ことは損益計算書で表すことになります。経営成績とはどれくらい儲けたか、どのように儲けたのかといった事で、収益と費用で表されます。儲けは収益から費用を差し引いたものになり計算式で表すと 儲け(当期純利益)= 収益−費用 となります。また、儲けのことは当期純利益と言います。企業の経営成績を明らかにするための表を「損益計算書」と言いますが、損益計算書の左側は「費用」と「儲け」、右側には収益を書くようになっています。

どうして必要なのか

先ほど、「損益計算書」は経営成績を明らかにするための表だということを言いましたが、実は儲けているかという情報だけであれば、貸借対照表だけでも知る事ができます。しかし、貸借対照表では儲けの理由が何であるのかはわかりません。商品の売れ行きが好調で儲けが出たのかもしれませんし、預金の利息などで儲けが出たのかもしれません。そこで、必要になってくるのが「損益計算書」です。損益計算書は「収益」と「費用」の内容も書かれているので、どのような理由で儲けが出たのかということが一目瞭然となるのです。損益計算書も貸借対照表と同様に右側と左側の金額が一致します。ですから、 収益= 費用+当期純利益という計算式も有効となり、これを損益計算書等式といいます。
このように損益計算書は営業結果の成績表とも言えます。これで黒字か赤字かを把握でき、また来期の利益計画の参考にもなるなど、企業活動に大切なものになるのです。

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